2022年3月、およそ1年の勉強を経て精神保健福祉士に合格する事ができました。
この度無事に登録証が送られてきましたので改めてご報告させて頂きます。

社会福祉士・保育士・精神保健福祉士の合計3つの国家資格を頂きました

なぜ精神保健福祉について学ぼうと思ったか

2019年4月に江東区議会議員に当選させて頂いた翌年から、新型コロナウイルスの感染拡大という予想だにしない事態となりました。

ウイルスの実態についてまだ何も分からない状況から、区民の皆様の安全を第一に考え、困りごとがあれば直ぐに江東区に申し入れをする「橋渡し役」としての役割をこなす事に精一杯の日々が続きました。

2020年が終わる頃、ふと目に飛び込んできたのが「新型コロナ禍の影響で失業率、自殺が増加する恐れがある」ということを報じるニュースでした。

元々社会福祉士として福祉的な支援を要する方々からご相談をお受けする事はありましたが、心身ともに健康でお若い方であっても、緊急事態宣言下という社会的な繋がりが希薄な状況においては誰もが「メンタルヘルス」を意識しなければなりません。

目に見える障害や不自由さだけでなく、目に見えない「心の健康」の重要性を、私自身を含めて、人々の暮らしを支える行政としても、より一層深く理解する必要があると考え、精神保健福祉について1から学び直そうと思い立ちました。

通信制専門学校入学〜試験合格に至るまで

コロナ禍においては土日に予定されていた公務が無くなったため、その時間を勉強に充てようと考え精神保健福祉について学べる通信制の専門学校への入学を決めました。

せっかく学ぶのであれば資格を取得し、専門家として区民の皆様の役に立ちたいと思いました。

保育士資格を取得した際にも同じ事を考えていましたが、私にとって勉強をして資格を得ることは「理論武装して区民のために闘うための武器を用意すること」と「同じ立場として福祉や保育専門職の待遇向上をはかる」という二つの目標があります。

一発合格するぞと意気込みましたが、月に数回求められるレポートの提出、オンライン上での実習参加を仕事と育児の合間に行うことは想像以上に大変でした。この間に第二子妊娠出産も重なり、試験を受けるのは次の機会にしようかな…と弱気になった事もあります。

ただ勉強を始めると「もっと知りたい!」「人の役に立ちたい!」というやる気がむくむくと湧いてきて、その勢いのまま通信制専門学校を無事卒業し、試験当日を迎えました。

試験当日は第二子出産から3ヶ月が経った頃。初めて長時間子どもと離れなければならず、家族の協力なくして資格を得る事はできませんでした。支えてくれた家族には心から感謝しています。

精神保健福祉士資格を持つ議員として目指す事

努力の甲斐あって無事に試験に合格する事ができましたが、保育士資格同様に合格する事自体が目標ではありません。

今後は有資格者の名に恥じぬよう勉強を続けて、議員としての活動の幅を広げると同時により多くの区民の皆様の役に立ちたいと考えています。

私が目指すのは、差別を容認せず、理不尽を許容せず、誰よりも優しく強い人になることです。

そうある為に必要なのは圧倒的な知識と情熱。

ソーシャルワーカーとして、区議会議員として、区民の皆様の支えとなれる様努力して参ります。

さんのへ あや

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