2022年4月12日(火)に東京都知事宛要望書を提出しました。

内容は「ゆりかもめ線新豊洲駅〜Dタワー豊洲間で途切れてしまっている点字ブロックを延長してほしい」というものです。

なぜDタワー豊洲?ホテル(JALシティ)があるから?と疑問に思われるかもしれませんが、実は同建物内にあるASICS Sports Complex TOKYOを多くのパラアスリートの方が利用されています。

私もパリ五輪出場を目指す高橋オリバーさんを応援しており、当該施設にてタッパー(※)として練習のお手伝いをさせていただいています。

※タッパーとは…視覚障害のスイマーが泳ぐ時にサポートするタッパーは、練習やレース中にプールサイドに立って、棒の先に付いたスポンジのようなものがついた「タッピング棒」で頭や体の一部をたたき、ターンやゴールのタイミングを知らせる役割をしています。

実は障がい者の方がスポーツができる場所が限られている(コーチ帯同や道具の持ち込み使用などが許可されていない場合もあるため)という別課題もあるのですが、ASICSさんでは環境が充実しており多くの選手が利用されています。

このような経緯から、当事者の皆様や施設を通じて公共交通機関を通じて「点字ブロックが途中で途切れていて施設にたどり着けない」という実態をご相談頂く事になりました。

本来であればパラリンピック開催前には整備する筈だったバリアフリー化(点字ブロックの配置)ですが、大会延期や無観客、土地の管理者変更など様々な要因が重なり手付かずの状態が続いてしまっていました。

赤い丸で囲っている箇所が点字ブロック配置を要望した箇所です

そこで、ASICS Sports Complex TOKYO BAYさんにご賛同頂き、下記の通りの要望書を土地管理者である東京都に対し提出する運びとなりました。

提出した要望書は下記の通りです。

点字ブロック設置は予算上の関係もある為、団体や協会等を通じてご依頼頂くのが望ましいとされていますが、そうしたお声を取りまとめるのは労力を要する為難しいかもしれません。

「点字ブロックが必要だけれども中々行政が動いてくれない」等の理由でお困りの方や、公道における点字ブロック配置を希望される企業様等おられましたら遠慮なくさんのへまでご相談下さい。

進捗状況等分かり次第ブログにてご報告させて頂きます。

さんのへ あや

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