2022年3月30日(水)に開催された本会議最終日にて、令和4年度一般会計予算に対し「反対」を表明しました。その主な理由となったスケートボード建設事業についての質疑動画をYouTubeにて紹介しておりますので、是非ご覧頂けますと幸いです。

私の主張(主な反対理由)は財政状況が厳しい中で限られた予算を有効活用しているとは言えず、江東区がスケートボードパークの“新設”に拘る理由がないという点です。

加えて、予算審査の場であるにも関わらず、具体的な建設費以外の費用(今後の維持費)等が示されず、唯一区民から期待されるマナー啓発についても未だ何も決まっていないのです。

これでどうやって3億円弱の税金を使う事に賛同できるでしょうか。
動画でも終盤憤りを隠せず声を震わせてしまいましたが、何よりも残念なのは「スケートボードパーク建設事業」に対する質疑を行った議員がたった1人(私)であった事です。

区議会は区民の代表が集う場です。予算審査の場では、区民が納得できない事を、納得できる様になるまでしっかりと審議をして予算の使い道を定めるべきです。
議員として真っ当な市民・納税者感覚を持っているのであれば「何も決まっていない事業の予算なんて承認できるか!」と区長・行政側にNOを突き返さなければなりません。

私は過去にも多額の税金を投入したにもかかわらずその費用対効果が検証されなかった冷感タオル配布問題の時と同じ想いを抱きました。

それらしい理由を付けてあたかも区民に目を向けているかの様な政策を推し進め、その裏では業者との癒着が垣間見え、利権による税金の私物化が否めない。

何より大切な区民の命を守れていないどころか危険に晒しているにも関わらず「成功だった」と嘯く往生際の悪さ。

私は、こういう政治を、もう終わりにしたいと思っているんですよ、区長。

過去ブログ「テレビ取材でさらに見えて来た江東区冷感タオル配布事業の疑惑と失敗」https://sannohe-aya.com/archive/1266/

残念ながら賛成多数により承認されてしまった令和4年度予算ですが、これから起こりうるであろうスケートボードやパーク建設にまつわる問題に対して、諦める事なく取り組んで参ります。

税金の使い道を厳しくチェックし、皆様の暮らし(福祉)をより一層豊かにするために。

引き続き宜しくお願い致します。

さんのへ あや

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