2022年9月24日(土)19:00〜20:30に開催された、市民と議会の懇談会に参加して参りました。

チラシのデザインも親しみやすくて良いですよね
地域政党「情報公開こがねい」代表 渡辺大三市議

懇談会は議会(議会運営委員会)が主体となって開催、所属会派の偏りなく市議の皆様も参加されていました。

議論の主なテーマは下記の通り2つ。

①市議会に期待する事
②それを実現するための議会のあり方(定数・報酬等の視点から)

「議員定数」や「議員報酬」のあり方を議員同士で協議すると一筋縄ではいかず、他自治体との単なる比較だけでは決める事が非常に難しいとされています。

また、議員としての働き方や人材確保についても併せて検討する必要があるため議論が複雑化する事も。

そこで、これまで議会の中で検討されてきた議員定数や議員報酬のあり方について、調査・協議の一環として「市民の方からの意見を聞いてみよう!」という方針で本懇談会の開催に至ったとの事です。

会場では5つのグループに分かれて、それぞれ議員と市民が着席し討論するグループワーク形式でした。

なぜ参加したのか

議員となって以降、個人的に課題に感じている事の一つに「どうしたら区議会(議員)をもっと身近に感じてもらえるか」という事があります。

国や都の政治については、テレビやメディアなどに取り上げられる機会が多く、区民として議論する為の情報も報道を通じて得る事ができます。

しかし、区民にとって一番身近であるはずの地方議会は中々そうはいきません。

残念ながら区議会議員全員が情報発信に取り組んでいる訳ではなく、興味を持ってもらえるほど“開かれた議会”には程遠いのが現状だと感じています。

区議会議員をより身近に感じ、議会に参加してもらう上でのハードルを下げる為にも、一部の議員だけではなく議員全員と懇談するという取り組みが重要だと考え、そのノウハウを学ぶ為に参加を決意しました。

参加した感想

参加して改めて思い知らされた事は、結論・答えありきではなく改めて市民と一緒になって協議する事の重要性です。

今の江東区議会は、残念ながらその視点に欠けていると指摘します。

区議会の実態を区民の皆様に伝え、区民にとって最善の内容で意思決定を行う事が当然求められているにも関わらず未だに「区民には非公表」の検討会が多い。 

区政の中心にいる区民を常に意識して議会改革を進めていく上で、こうした取り組みを視察させて頂けたことは非常に良い機会となりました。

こうした先進的な取り組みから学ばせて頂きつつ、引き続き「開かれた議会」の実現に向けて尽力して参ります。

さんのへ あや

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA