ご報告が遅くなりましたが、令和3年10月末に第二子を出産しました。

母子ともに元気です!

出産から1ヶ月弱経過した11月25日(木)、令和3年第四定例会が開催されました。

1時間に1度の授乳など、長時間子どもと離れる事が難しい状況ではありましたが、

議員としてどうしても議会に出席したい思いがありました。

江東区議会においては、現在開催されている第四定例会まで、コロナ対応の為本会議など多くの理事者や議員が集まる場での”密”を避けるために議員は約6割の出席としています。

ただし、本会議場に居ない議員は、控室など議会棟内において常時インターネット中継の視聴が求められています。

最初は育児休業を取得中の夫と子どもを議員控え室に待機してもらうことも考えましたが、

控え室には他の無所属会は議員も利用されており子どもが泣いてしまった際に迷惑をかけてしまう事が考えられます。

また、パーテーションなどがない為、授乳時には気を使わせてしまう事も・・・。

この様な状況で、どうしたら子育てと議会への出席が両立できるかを考え、下記の事項について議長並びに区議会事務局に交渉しました。

◼️議会棟に複数ある談話室の一つに家族と子どもを待機させてもらい、授乳室として使用させて頂きたい。

 (開会中は誰も談話室を使用しない)

◼️授乳時や議場に居ない時間は談話室にてインターネット中継を視聴させていただきたい。

これらのお願いをご快諾頂き、談話室の窓には簡易的な目貼りをご手配頂く事となりました。

「産後間もないのだから休んだほうが良いのでは」というご意見もあるかと思います。

たしかに、議会への欠席事由として出産育児が認められるようになりましたので、休もうと思えば休める状況です。

しかしながら、現行のルールでは議会中に議会棟に居なければ、(たとえ自宅でインターネット中継を観ていたとしても)、

議員の役割である議決権(賛否を表明する事)を棄権する事にも繋がります。

私の場合は、幸い体調なども安定しており、少しの配慮があれば棄権せずに済む状況でした。

どの様な配慮が必要か?という事については、当事者(子育て中の女性議員)として具体的な声をあげなければ知ってもらう事ができません。

今回授乳室の配慮を求めた結果、議長より「今後は議会棟内の談話室を授乳室として使用できる様議会のあり方検討会などで提案していきたい」と心強い言葉を頂戴する事ができました。

勇気を出して提案してよかった!と思う事ができました。

そうして出席した本会議初日に、賛成か反対かの意見表明を求められるが議案が提出されました。

概要は動画にて説明しておりますのでご覧ください。

江東区議会議員が一名辞職したことにより、その議員が所属していた委員会において委員数が減りました。

提出された議案は下記の通りです。

この特別委員会(清掃港湾・臨海部対策特別委員会)は江東区議会委員会条例第二条に定められており、

その定数を変更する場合は議決を以って変更する必要があるとされています。

余談ですが、常任委員会(企画総務委員会)は委員会条例第四条に定められており、議員数削減には条例改正が必要となるため、

改選まで欠員扱いとして運用する事になるそうです。

民主主義の視点から考えても「本区特別委員会の効率的な運営を図るために委員定数を変更する(減らす)」というのは

道理にかなっていないと考えます。

区民の皆様の声を無駄にしない区政を実現すべく、引き続き尽力して参ります。

さんのへ あや

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