本日2021年5月25日、13時より本会議臨時会が開催されました。
ご報告事項として下記の通り3点トピック事に纏めさせて頂きます。
①不可解な議会人事に対し「反対」を表明しました
②2件の専決処分に対し「賛成」を表明しました
③令和3年度は引き続き「文教委員会」と「防災まちづくり交通対策委員会」にそれぞれ委員として活動して参ります
以下それぞれ詳細なご報告に続きます。
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①不可解な議会人事に対し「反対」を表明しました
本日の本会議にて自民党会派所属の若林しげる議長より辞職が表明されました。
去年5月の臨時本会議にて就任されて以降の辞職となりますので、議長を勤められた期間は一年間という事になります。
本来の議長の就任期間は4年間であり、江東区議会では議長が1年で交代する慣例が長年続けられています。
改めてご説明頂くと、実は同じ議員であっても「議長」「副議長」「委員長」「副委員長」になると月額の議員報酬額が異なります。
また、因みに議会三役と呼ばれる議長・副議長・委員長(副委員長)の人事はいずれも幹事長会という会派所属議員のみしか参加できない(無所属議員は傍聴すらできない)会議で人事が決められます。
特に議長並びに副議長はそれぞれ与党会派内から選出される事になっています。
何故このような慣例が続いてしまっているのでしょうか。
それは、大会派の多選議員が役職を回しあい、議長あるいは副議長とう名誉と報酬を分配したいからではないか、と私は常々疑問に思っています。
また、議員選出監査委員に対しても同様です。
議員は議員としての仕事を全うし、監査委員と議会の監視機能における役割分担をすべきと考えると、監査委員は専門性のある第三者に委ねた方が良いと考えています。
(しかも監査委員になると議員報酬61万円+14万5,000円=月の報酬は75万5,000円!)
詳しくは去年の臨時本会議でも同様の内容でブログを纏めさせて頂いておりますので、こちらもご参照下さい。三戸あや『ココが変だよ江東区議会!〜不可解な議会人事〜』江東区議会議員に就任した直後に、元区議会議員が教育委員会に選出された事に反対の意を唱えました。 あれから約一年が経った本日、臨時本会議にてまた不可解な議会人事…ameblo.jp
上記の議案は本日賛成多数により可決されましたが、「何よりも区民の為になる議会人事」が実現出来るまで引き続き一石を投じて参ります。
②2件の専決処分に対し「賛成」を表明しました
専決処分とは、特に緊急を要するため議会を招集する時間的余裕がない事が明らかである場合において、区長の権限によりその処分を行う事ができます。
(地方自治法第179条第1項参照)
専決処分1号「江東区特別区税条例の一部を改正する条例」
専決処分日:令和3年4月1日
内容:3輪以上の軽自動車に対して環境性能割を適用する
専決処分2号「子育て世帯生活支援特別給付金事業」(補正額3億1,100万円)
専決処分日:令和3年4月15日
内容:児童扶養手当受給者等のひとり親世帯の児童に対し一人当たり5万円の一律給付を行うもの
それぞれの内容を精査し、その処分方法についても今回は問題ないと判断とし「賛成」を表明しました。
因みに専決処分は大変イレギュラーな処分方法であり、二元代表制が行使できず、議会軽視に繋がる恐れがある為、基本的には避けるべき処分方法と考えています。
③令和3年度は引き続き「文教委員会」と「防災まちづくり交通対策委員会」にそれぞれ委員として活動して参ります
本日の臨時本会議にて、常任委員会並びに特別委員会のメンバー構成が決まりましたのでご報告させて頂きます。
私は引き続き文教委員として子どもの人権を最優先に、防災まちづくり交通対策特別委員として区民を守る防災を目指して尽力してまいります!
何か気になる点や詳しく知りたい事がありましたら、遠慮なくお問い合わせ下さいませ。
aya.sannohe@gmail.com
引き続き宜しくお願い致します。
さんのへ あや