事の発端は全員協議会の前日(12月19日)の朝、私の携帯電話の留守番電話に企画課長より「明日の全員協議会で質問を行う場合、準備が必要なので内容を事前に知らせて欲しい」旨の依頼がありました。

全員協議会では江東区長期計画(素案)について協議される予定で、精査する内容はとても多いものでした。

江東区長期計画とは、令和2年度から10年間の江東区のまちづくりと区政運営の具体的指針となる大変重要なもの。

(しかし素案が上がってきたのは17日で、約2日間で大急ぎで内容を一つ一つチェックせねばなりませんでした。)

確かに、議論する範囲が広いし、具体的な回答が得られるなら致し方無いと思い19日16時頃に質問骨子を企画課長に送信。

その約1時間後、自民党会派の榎本議員より私の携帯に電話がかかってきたのでした。

内容は、私の質問量が多く、全員協議会の開催時間も約2時間半と決められている為、質問量を調整して欲しい。

各会派は代表のみが15分程度の質問を行う予定なので(他の無所属からは質問通告は無し)、そこを鑑みて質問時間を考えて欲しいとの事でした。

私は電話に出ながら動揺を隠すのに必死でした。(今思えば隠す必要はなかったのですが笑)

何故なら、質問内容を企画課長にメールで送信したのに、受領確認の返信もなく、私の了解していないところで、議長でもない議員にその情報が伝えられ、その議員から私の質問量に関する調整依頼が突然来たのです。

電話の後は所用あり直ぐに追求はできませんでしたが、夜になって沸々と疑念が湧いてきました。

"全員"協議会といういかにも公平そうな協議の場ですら最大会派である議員と職員によって議会運営の調整が行われているのではないか。

私の質問量が多いとも言われましたが、そもそも44人の区議会議員全員で江東区長期計画を話し合うのに2時間30分しか時間がない時点で不可解でした。

江東区の未来、区民の未来を審議する場なのに、時間に制限があって、会議が長引く事を遠慮して質問しない議員が多い?

一体何のために議員になったのか区議会議員全員に問いたいところでしたが、感情的になっても何も生まれないので事実確認をする為先ずは政策経営部長と企画課長にメール↓

翌日の朝に、全員協議会開催前に会って謝罪をさせて欲しいと電話がありましたが、

会話は記録に残らない為メールで返信が欲しいとだけ伝えました。

しかしメールの返信はなく、全員協議会が始まる事に。

これがまた凄い衝撃で・・・。

自民党会派と公明党会派がよく見える位置だったのですが、

自民党会派は寝てる議員はいるし、それぞれの会派の幹事長質問も15分を余裕でオーバーしていました。

席順はこちら↓

結局時間が足りず議会は延長され、16時40分から再開される事に。

他の議員から出される早く帰りたいオーラをよそに、自身の質問の前に下記の言葉を発言しました。

「本日の質疑について企画課長と打ち合わせていたところその内容が私の了解なく他の議員に漏らされていました。

今後かかることが起きない様議長については善処頂くと共に、会派のみに配布されている全員協議会資料を今後は無所属議員にも配布して頂く事を求めた上で質疑を始めます。」

そしてその後、①「江東区ジュニア会議」で出た意見がどの様に長期計画に反映されているのか、②子供に体罰を与えてはならないと考える区民の割合を100%にする計画は誰がどの様に取り組むのか、③障がい者支援と共生社会の実現に向けて、規約や制度などソフト面からの改善計画はどの様に行われるのか、④福祉人材の確保の具体的な取り組みについての4点を質問しました。

質問について深く議論できる程の回答は得られませんでしたが、子ども家庭支援センターや相談窓口を増やしても虐待の発生抑制にはつながらないので区はアウトリーチに取り組むべきだということ、福祉人材確保についての要望を出しました。

そしてその質疑の後、事務局長から私の最初の発言に対する弁明がありました。

(明確な内容は後ほど議事録を確認した上でこちらに記載します。)

しかし、結局、議長以外の議員が私に対して何故議事整理権を行使したのか、誰の権限で行ったのかが不明瞭であった為、

それに対して「行政側と議員の馴れ合い議会が行われている証拠で、納得できない」と私は発言。

すると、自民党会派の議員(主に西垣(にしがき)議員と川北議員)から「馴れ合いじゃねぇ!発言を今すぐ取り消せ!」「ここにいる議員全員馴れ合いとは思っていない」と繰り返し野次が飛んできました。(議長は野次を制さず。)

「事実関係を確認してから発言の取り消しについては検討する」と返答したにも関わらず、野次は止みませんでした。

本当に馴れ合いと思わないのか、他の会派に同意を求めようとしましたが、全員俯いてダンマリ。(何が起こっているのか全く知らない議員が殆どだった?)

そして結局私が発言を取り消さないと議会が終わらない雰囲気に・・・。

ここで議会を長引かせても仕方がないので、私は感情を殺して発言を取り消し、一旦その場をやり過ごす事にしました。

この全員協議会の後、該当部課長からは謝罪と共に「メールは転送していない、質問量について区議会事務局に相談をした」旨の報告がありましたので、本件で確認しなければならないのは、見えないところで行われている区議会事務局と第一会派(自民党会派)でのやりとりについて。

区議会事務局宛に、議会運営に関してメールでの回答要請を行いましたので後日こちらで公開させて頂きます。

色々と書きたい事は他にもありますが、一旦これまでの経緯をここに記録します。

さんのへ あや

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