区民の方からご相談を頂いたのは2020年6月某日。

江東区東陽6丁目付近で視界が大変悪い場所があり、子どもの通学路でもあるので何とか改善できないかというご相談内容でした。

過去の当方ブログ記事「信号の無い横断歩道の周辺にポール設置、違法駐車が無くなりましたをご覧になられており、気になる道の事を相談しようと思って下さったとの事。

区内の道を通る際は注意深く確認しておりますが、全ての道を通る事が中々難しい為、こういったご報告を頂ける事は非常に有り難いです。

早速ご相談頂いた道を確認させて頂くと…

お分かりでしょうか。

人の身長ほどある高さの植え込みが死角を作ってしまっており、

歩道を渡る通行者と駐車場に出入りする車の運転者が、互いに注意しなければ接触してしまう恐れがあります。

この植え込みをカットする事により視界を改善できないか、というご相談内容でした。

直ぐに江東区施設保全課と情報を共有し改善を求めたころ

「該当の歩道は区道である為に江東区の管轄である事は間違いないが、植え込みの設置場所が私有地であることから江東区として伐採等の対処が難しい

との返答が。

「管轄じゃないなら何もできない」という行政スタンスに従うのは私の政治信条に異なる為、個人的に土地所有者を調査する事にしました。

先ずはダメ元で写真に映っているファミリーマートさんに問い合わせて見たところ、ご相談内容を聞いて下さった上で土地所有の業者を教えて下さいました。

(ファミリーマート東陽6丁目様の対応に感謝します…!!)

そこで業者の問い合わせ先から担当者の方までお繋ぎ頂き、交渉の末、植木の伐採について協議の場を設けて頂く運びとなりました。

コロナ禍も相まって改善まで時間が掛かることは覚悟していましたが、

「事故があってからでは遅い」ことや「区民の安全をどうか考慮してほしい」ことをお願いさせて頂きました。

それからおよそ10ヶ月後の今日、

ご相談者様より「植木が改善されていました!」という嬉しいご報告が。

ご報告と共に送られてきた写真を拝見させて頂くと…

植木の高さが半分ほどになり、視界が大幅に改善されました!

比べてみても一目瞭然です。

車と歩行者が互いに確認し合えるようになり、

相談してこられた区民の方からは「これで新一年生の登下校も安心です」との嬉しいお言葉も頂戴しました。

折しも今日は、近隣の小学校の入学式が行われた日でもありましたので、嬉しさもひとしおです。

関係者の皆様に心から感謝申し上げます。

「危険な道はあるけれど、どこに言えば良いか分からない」

「江東区には何度も言ってるけど改善してもらえない」

「他の議員に相談したけれどダメだったから」

その様な理由で諦めてしまい、事故が発生してしまったら…

それは余りにも辛いです。

私有地や私道であっても、できる限りの対処をさせて頂きますので、

危険な道についてはどうか遠慮なくご相談頂けますと幸いです。

さんのへ あや

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