皆さま、地方議員に支払われている費用弁償というものをご存知でしょうか。
費用弁償とは…地方議会の議員が議会、委員会などに出席したときに自治体が支払う旅費。 金額は条例で定める。
簡潔に言ってしまえば、地方議員は仕事として参加して当然の議会と委員会に参加する度に、税金から旅費が支払われる事になっています。
議員となって初めて知ったのですが、江東区ではこちらの費用弁償はなんと定額(日額)制で、1回の参加につき3000円/日が支給されます。
6月14日に登庁した際に、5月に行われた臨時定例会分の費用弁償が支払われました。
私は思わず「区議会まで私用の自転車で通っているので、費用弁償は必要ないです。」と言ってしまいましたが、
事務局職員さん「費用弁償には旅費以外の費用も負担する意味合いもあるので…。(調べましたがそんな規定はどこにも見つかりませんでした…)そして殆どの先生方も自転車で通われている様ですよ。」
…尚更、必要ないじゃないですか!!
1日議会を開くだけで3000円×44名分の費用弁償だけで13万2000円の税金がかかっているという事実。
しかも、江東区内で行われているレンタサイクルを月額で利用すると、その費用は政務活動費として計上ができます。こちらを利用している議員さんは二重で旅費を貰っている事になるのでは…。
民間企業にご勤務されている方はよくご存知かと思いますが、毎日の通勤費は1円でも安いルート=必要最低限の金額で支給されるのが当然です。
さんのへあや「せめて実費精算にして欲しいです。」
職員さん「事務局側の負担が増えるのでちょっとそれは難しいかと…」
おいおい、区民に無駄な費用の負担をさせるのは良いのかい・・・
以前の記事でもご紹介しましたが、自発的に副委員長、委員長に手をあげるだけで数万単位の月収増。美味しい思いをしている議員さんからはそういった説明は一切なくダンマリ。
さんのへあやは税金を無駄にしない政治信念から、こういった事も含めて徹底的に議会改革をしようと思っています。
早速東京23区の費用弁償の実態についてまとめてみました。
※公用車を使用した際の金額などの細かい規定は省略させて頂きました。
不支給、実費精算の区もあります。
こういった実態を踏まえて、まずは1人でも多くの議員の方に費用弁償不要の賛同を得ていきたいと思います。
他区でも同じように費用弁償を無くす動きがある事を願っています。
追伸:支給されて費用弁償につきましては、毎月の費用弁償を貯蓄し、江東区議会議員は江東区内での寄付行為が禁じられている為、江東区外の団体へ寄付(募金)を行う事に致しました。こちらについても随時ご報告させて頂きます。
さんのへ あや