2021年(令和3年)3月11日 文教委員会

◯さんのへあや委員 
 先ほど指導室長からの答弁の中で、副校長補佐、またスクールサポートスタッフさんの配置によって、教職員の方の負担軽減を図られているというお話があったかと思うんですが、こういった方たちは会計年度任用職員で雇われているという認識でいるんですけれども、実際に御相談をいただいたのが、副校長補佐で今年度は雇用されたけれども、来年度は予算の関係で職がなくなってしまったということで、学校ごとに随時この配置に関しては見直されている状況なのか、もしくは全体の予算の関係を見て、教育委員会のほうで適宜配置を行っているのか、現状認識をお伺いします。

◯指導室長 
 副校長補佐、会計年度任用職員についてということですけれども、こちらについては規定にのっとった形で、継続とする場合については、適切に業務の内容について面接で確認をしたりということ、また業務についてお聞きをしたりということなどをしながら、適切な任用を図っているところです。
 また、先ほど予算で雇用がという話がありましたけれども、基本的にそういう形にはなっていないはずです。ですので、その学校が次年度、副校長補佐がちょうど申請をしない学校であったという状況で、こちらも聞いているところであります。ですので、個別の学校の状況の中で次年度任用がなかったということで、本件については把握しているところです。
 以上です。

◯さんのへあや委員 
 先ほど特別支援学級においては、スクールソーシャルワーカーを含め巡回支援を行われているという御答弁をいただいたんですけれども、一方で、公立の幼稚園においては、現状、障害のある子の入園が決まった際にどのような支援体制となっているか。発達障害といっても、本人が持っている特徴は一人一人異なりますので、現状できること、実施していることについてお聞かせいただければと思います。

◯教育支援課長  
 公立の幼稚園に対して、教育支援課のほうから区費でのスクールカウンセラーを配置しております。したがって、スクールカウンセラーへの御相談内容は発達の御相談が多いので、そういった支援の在り方とか、園と家庭が協力してどう進めていくかというところを、まず聞いているところです。
 また、就園前に就園相談というのを行っておりまして、特にお医者さんから既に診断をいただいているお子さん等も入園してまいりますので、そういったお子さんは入園前から学習支援員をつけるということで、人的配置を行っているところでございます。今度の令和3年4月1日以降については、現在14名確定しているところであり、今後また入園後の様子を見て、手厚く支援員を配置してまいりたいと考えています。
 以上です。

出典:江東区議会会議録