はじめに

「なぜ子ども達はラッシュガードの着用が認められていないのでしょうか?」

今年の6月頃に学校におけるプールカードのオンライン化についての取り組みを進めている中、多くの保護者の方から水着の着用ルールに関する疑問が投げかけられました。

水着の着用ルールについては、水筒の中身問題同様、規定がなく(よく調べると国から通知されている場合もありますが)、学校ごとに柔軟に運用しているとされています。

この「学校毎の運用」とは、つまり各学校の校長先生が持つ「学校管理権」の事を指します。

学校管理権の元に運用されている隠れたルールを調べると、子ども達の安全、主体性、人権がどこまで配慮されているか?という点が学校によって違う事が明らかとなります。

私はこうしたルールを緻密に調査し、区民に公表し、合理性のないブラック校則を無くす取り組みに役立てるものと考えております。また、議員として行う「情報開示」の一環として、今年は水筒の中身問題に加えて水着の着用ルールに関しても調査を実施しました。

令和4年度 水筒の中身調査結果

学校名水筒持参可否文章通達有無水筒の中身水筒持参の期間メモ
明治小学校水かお茶に限る記載なし
深川小学校お茶・水記載なし
八名川小学校記載なし記載なし
臨海小学校水、お茶、スポーツドリンク年間を通して熱中症予防の観点からスポーツドリンクも可能になりました!(熱中症ガイドラインの文章付き。素晴らしい対応。)
越中島小学校不明令和2年以降文面での連絡なし(保護者宛メールで連絡している可能性あり)
数矢小学校水のみ記載なし去年は運動会当日はスポーツドリンク可の記載あり
平久小学校記載なし記載なし熱中症予防に関する詳細な説明有り
東陽小学校水及び必要に応じた若干量の氷通年
南陽小学校水・スポーツドリンク記載なしスポーツドリンクは熱中症予防の観点から4月〜10月末まで可能との記載あり
川南小学校記載なし記載なし
扇橋小学校お茶か水(運動会当日はスポーツドリンクも可能)記載なし去年まではお水のみ可能であった
元加賀小学校水または麦茶R4.4.6〜R5.3.24去年は文章での案内はなかった
毛利小学校記載なし記載なし運動会当日は2本持ってきても良い旨の記載あり
東川小学校記載なし記載なし水泳時にも持ち込み可能とする旨の記載あり
豊洲小学校記載なし記載なし
豊洲西小学校水・お茶(砂糖を入れていないもの)記載なし去年は水のみOKだった
豊洲北小学校水(氷なし)、運動会当日はスポーツドリンク可記載なし去年から運動会の案内として凍らせたペットボトル持参を許可
東雲小学校記載なし記載なし熱中症予防のためにスポーツドリンクでの水分補給を推奨
有明小学校水、お茶、麦茶、経口補水液等、目的にあったもの記載なしこまめな水分・塩分補給の必要性が明記されている
枝川小学校不明一昨年までは文面での案内有り
辰巳小学校水かお茶記載なし
第二辰巳小学校スポーツドリンクも可とする記載なし中身の指定については昨年から柔軟な対応をしている
第一亀戸小学校水またはお茶記載なし
第二亀戸小学校水のみ記載なし一昨年は氷を入れても良いと明記あり
香取小学校水のみ(お茶やスポーツドリンク類は禁止)記載なし
浅間竪川小学校記載なし今年から運動会準備期間のみスポーツドリンクも可になった
水神小学校不明去年は文章での案内有り
第一大島小学校水、お茶等記載なし
第二大島小学校水かお茶記載なし甘くないお茶であれば良いと明記されている
第三大島小学校水またはお茶記載なし一昨年に引き続き水道での密を避ける目的で持参をお願いしている
第四大島小学校水、またはお茶(ジュース類、スポーツドリンクは不可)通年飲める場所は教師が指示した時、休み時間、放課後の時間おみ。授業中、給食中、登下校中は飲みません。別紙には冷たい水が好ましいと明記。
第五大島小学校お茶か水6月1日から当面の間3蜜防止と熱中症の未然防止の観点から持参を許可
大島南央小学校不明去年は一年生向け学年だよりのみ記載
砂町小学校水、お茶記載なし運動会当日はスポーツドリンクも可
第二砂町小学校水かお茶
第三砂町小学校水かお茶記載なし
第四砂町小学校記載なし記載なし
第五砂町小学校水のみ(氷は可)記載なし運動会当日はスポーツドリンクも可
第六砂町小学校不明文面での案内なし(保護者宛メールで連絡している可能性有り)
第七砂町小学校水またはお茶記載なし去年までは水かお湯かお茶の持参が許可されていた
小名木川小学校水または麦茶5月9日〜5月28日安全面から登下校中は飲まないという約束を守る事
東砂小学校お茶、水、湯ざましに限る(スポーツ飲料や紅茶など、砂糖が入っているものは不可)5月から9月末まで
北砂小学校冷たい水が好ましい記載なし去年も水筒の中身については柔軟に許可していた
南砂小学校水かお茶(甘くないもの)記載なし一昨年は水飲みOKだった
亀高小学校記載なし記載なし
有明西学園(前期課程)水、お茶、スポーツドリンク記載なし
2022.9.8有明西学園(前期過程)追記しました

令和4年度 水着の着用ルール調査結果

  • 明治小学校
    水着(濃紺または黒の飾りや柄の入っていないもの)
    ラッシュガードを着用させる際は、プールカードにその旨の記載と捺印が必要
    (安全確保のためにチャック、フードのないものを準備する)
    プールカードは押印必須(オンライン化はされていない)
  • 深川小学校
    水着(紺色か黒っぽい水着を使用)販売店指定あり
    第一学年向け学級だよりでは「女子の水着はセパレートタイプではないもの」「スカートの付いているものではない方が泳ぎやすい」という指定あり
    ラッシュガード(日焼け防止)を着る場合は、水着に準じる色(紺、黒か白)、長袖・半袖どちらでも使用可能、安全管理上フードとチャックのないタイプを用意、「健康観察シート」に記入必須
    プールカードは押印必須(オンライン化はされていない)
  • 八名川小学校
    水着(黒または紺、ただし1〜2本のライン・ワンポイント程度の模様は差し支えない)、女子の水着でスカート型のものは使用不可、セパレート型やスパッツ型の水着でもよい
    ラッシュガードは各家庭での判断で使用可能、フードのないものを指定
    「水泳出席フォーム」での提出(オンライン対応)
  • 臨海小学校
    スクール水着のみ着用可、できる限りスカート形式の水着は遠慮してほしい旨の記載あり
    ラッシュガードはフードやファスナーのないもので、学習に使用するものなので華美ではないもの、使用する場合は連絡帳でその旨を知らせる
    医師の指導があった際などの特別な場合に限り学校指定以外の水着の着用や日焼け止めクリームの使用は可能、その場合も同様に連絡帳で担任に知らせる事
    プール健康カードへの記入・サインが必須(オンライン化はされていない)
  • 越中島小学校
    水着は黒か紺色、セパレートタイプは可能、スカートが付いている水着は不可
    皮膚の弱いお子さんはラッシュガードの着用可能、その際は担任に連絡帳で申し出る
    プールカード押印必須(オンライン化はされていない)
  • 数矢小学校
    水着は原則黒か紺色のスクール水着(競泳用水着、女子はセパレート水着も可能)、スイミングスクールのロゴが入っているものは不可、スカートやチャックが付いている水着も不可
    ラッシュガードを着用する場合は、黒または紺色、ファスナー及びフードがついていないもの、既に付いているものを購入している場合は安全に支障がないようプラスチック・金属部分にはビニールテープで巻いて保護する、フード部分がひろがならない様に処理すれば利用可能
    健康観察シート内にボールペンで入水可否を記入(オンライン化はされていない)
  • 平久小学校
    水着型の指定は無し、原則紺のスクール水着、ラッシュガードについてはお子さん本人が管理し、扱える場合は使用しても良い、ただしフードのないものであれば可能
    カードへの記入捺印必須(オンライン化はされていない)
  • 東陽小学校
    水着は学校指定のもの、但し以前の在籍校で使用していたものがある場合はそれを使用しても構わない
    日焼け止めの使用に関しては各担任と相談
    ラッシュガードは安全上フード無しのもののみ可能、派手なものは避ける様に記載有り
    水泳カードに記載・押印・サイン必須(オンライン化はされていない)
  • 南陽小学校
    水着(紺色か黒色)、セパレートも可能
    ラッシュガード(紺色、黒色、白色)を着用しても良い、安全のためフードなしのものを使用
    着脱しやすい様にチャックつきのものでもよいと明記
    カードに関する記載は無し(健康観察フォームで対応している可能性有り)
  • 川南小学校
    水着(紺または黒)、スカートタイプの水着は水の抵抗を受ける可能性があり、新たに買い換える際はスカートタイプは遠慮する様に明記
    塩素過敏、日焼け等のために皮膚に異常が出る恐れがあり、ラッシュガードを使用したい児童は担任に連絡する
    ラッシュガードはフードなしで体にフィットするタイプのものであれば可能
    水泳カードに押印かサイン必須(オンライン化はされていない)
  • 扇橋小学校
    水着(黒または濃紺)、女子はセパレートタイプ可能、スカートタイプ不可
    ラッシュガードは健康上必要な場合、担任に相談の上、着用する事が可能
    ラッシュガードはジッパー無しのかぶり型のもの、フードがついていないもの、紺や黒など目立たないものに限る
    「水泳健康カード」に記名・捺印必須(オンライン化はされていない)
  • 元加賀小学校
    水着に関する案内無し(保護者宛メール等で行われている可能性あり)
  • 毛利小学校
    水着は基本的にスクール水着(紺か黒)、だぶだぶの半ズボンのような水着や飾りのついて水着、柄物の水着等は学校における水泳指導には適していない旨の記載あり
    ラッシュガード着用の場合は相談して欲しい旨の記載あり、着用する場合はフード付きやサイズが大きいなど泳ぎにくいものは不可
    健康観察シートに押印必須(オンライン化はされていない)
  • 東川小学校
    水着は黒か紺色で無地のもの、女子はワンピース型・セパレート型のどちらでも構わない
    ラッシュガードを使用させる際は白、黒、紺色の無地(小さなロゴ程度は大丈夫)、安全上フードやジッパーのないもの
    日焼け止めクリームの使用は禁止だが、日焼けに過敏な症状を示す子どもについては相談して欲しい旨の表記あり
    プールカードへの押印必須(オンライン化はされていない)
  • 豊洲小学校
    水着の色は紺色(ライン等の多少のカラーは可)、スクール水着(男子はブーメラン型もしくはトランクス型、女子はワンピース型もしくはセパレート型)で金属のついていないもの、スイミングスクールのロゴが入っていないもの
    ラッシュガードを使用する場合は担任にまで申し出ること、色は黒か紺、フード・ジッパー・ポケット付きのものは不可
    「健康観察シート・水泳カード」に捺印またはサイン必須(オンライン化はされていない)
  • 豊洲西小学校
    水着は今まで使用していたもので構わないが、購入の場合は学校販売で案内したものに準じてほしい(危険防止のため飾りや付属品がないもの)
    ラッシュガードに関する案内無し
    健康観察カードへの記入とコドモンによる連絡(オンライン対応)
  • 豊洲北小学校
    水着の形状は学校指定の水着に準じる(黒紺色で金具やスカートのついていないもの)
    アレルギー体質等の理由で、日光を避けるためにラッシュガードを着用する場合は、黒や紺など水着に準じた色で、フードなし、チャックがある場合は安全に配慮されているもの、サイズがあっているものであれば使用可
    保護者がメールで当日の体温と参加の可否を返信(オンライン対応)
  • 東雲小学校
    水着は男女ともに原則として紺色の無地、女子はワンピース型あるいはセパレート型
    ラッシュガードを使用する際はプールカードの備考欄に使用する旨を書いて欲しいとの事、フード付きは安全上推奨しない
    プールカードは押印・サイン必須(オンライン化はされていない)
  • 有明小学校
    水着(紺・黒色系)、金具・ファスナー・フードがついているものは不可
    ラッシュガードを使用する場合は危険防止のためにフード・ファスナーがついていないもの、色はできる限り水着と同じ色(黒、紺色)
    Googleフォームによる健康観察シートにて提出(オンライン対応)
  • 枝川小学校
    水着に関する案内無し(保護者宛メール等で行われている可能性あり)
  • 辰巳小学校
    水着は紺色無地で、泳ぎに支障がないものを推奨
    男子…紺色の短パン水着を推奨(ダボダボではなく、ピタッとしたもの)
    女子…紺色のワンピース水着を推奨(セパレートやスカートタイプは推奨していません)
    ラッシュガードは必要な方のみ、フード付きは不可
    水泳カード(プールカード)への捺印必須(オンライン化はされていない)
  • 第二辰巳小学校
    水着(黒または紺色のスクール水着)
    紫外線対策等において個別に必要な事があれば担任に申し出が必要、水中での動作や安全性に影響がない事が確認できれば許可されるとのこと、フードやファスナー付きのラッシュガードは使用不可、色も紺か黒
    今年度から出席連絡フォームでの体調報告(オンライン対応)
  • 第一亀戸小学校
    水着の色は紺か黒、規格の規定は無し、女子はセパレートタイプでも可だがスカートタイプは不可
    ラッシュガードに関する案内なし
    プールカードは要認印(オンライン化はされていない)
  • 第二亀戸小学校
    水着の色は紺または黒いスクール水着(スカートタイプ、セパレートも可)
    ラッシュガードは安全上フードなしの物が望ましいが、フード付きの場合は中にしまって使用する
    水泳カードは捺印必要(オンライン化はされていない)
  • 香取小学校
    男子用の水着は水泳パンツ型、紺か黒のスクール用(膝上も可)で、スイミングで使用中のものは使わない
    女子用の水着は紺か黒のスクール様で、スイミングで使用中のものは使わない、ワンピース型に加えセパレート型も着用可
    フード付きのラッシュガードは不可、華美なデザインのものは避ける
    「水泳学習参加確認カード」捺印必須(オンライン化はされていない)
  • 浅堅小学校
    水着は黒か紺のワンポイント、シンプルなライン程度
    男子はトランクス型、女子はオールインワン型若しくはセパレート型、販売店指定あり
    ラッシュガードを着用させる場合はシンプルなデザイン、フードなし、前開きでないタイプのもの
    健康観察シートは要捺印(オンライン化はされていない)
  • 水神小学校
    水着は黒または紺で、スイミングクラブの名前やマークが入っていないもの、販売店指定あり
    ラッシュガードの使用は許可されているがフード付きは不可
    「水泳許可承諾フォーム」を使用して連絡(オンライン対応)
  • 第一大島小学校
    水着は紺か黒のスクール水着、低学年の女子はセパレート水着をお勧めする旨の記載あり
    販売店指定なし
    ラッシュガードの使用もできますが、自己管理できることが条件
    水泳カードは要サイン(オンライン化はされていない)
  • 第二大島小学校
    水着は青か紺で派手ではないもの、本校では着脱のしやすいセパレートタイプのものを推奨
    医師の判断などの事情によりラッシュガード着用する場合は担任に連絡、学習時に着用するという観点からデザイン、色等については十分配慮し、安全上チャックやフードが付いていないものを使用する
    プールカードに要捺印(オンライン化はされていない)
  • 第三大島小学校
    水着は原則紺色系等のもの、既に持っている水着の仕様でも構わないが派手にならない様注意
    女子用の水着は上下が別れたセパレート水着も可能
    ラッシュガードについては各家庭の判断に任せる、色の指定はなし、安全面からフード付きは不可、ファスナー付きの羽織るタイプのものは使用を控えて欲しい旨の記載あり
    健康観察カードへの要捺印(オンライン化はされていない)
  • 第四大島小学校
    水着は「紺系統の無地」、脱ぎ着しやすいため女子はセパレーツ、男子はミドルトランクスを推奨
    ラッシュガードは安全上フード、チャックのないものを用意
    プールカードは要捺印(オンライン化はされていない)
  • 大島南央小学校
    水着は黒または紺色で水泳に適したもの(水の抵抗が少ないもの)
    ラッシュガードを使用する場合は学校への申し出は特に必要ないと明記、フードをのないものを用意
    プールカードは要押印(オンライン化はされていない)
  • 砂町小学校
    水着は紺色無地、学校指定のセパレートタイプのものも可、スカート付きワンピースは不可
    ラッシュガードは着用可ですが、紺か黒のものを用意してください。そのほかの色のものは許可できないと明記。
    水泳カードは要押印(オンライン化はされていない)
  • 第二砂町小学校
    水着は黒や紺地の無地のものであれば学校指定の水着でなくてもかまわないがスクール水着が基本
    セパレートタイプの水着については黒や紺地の派手でないものであれば使用可
    ラッシュガードは原則使用しません。ただし、肌を保護する必要がある等の理由がある場合には使用して構いません。その場合には連絡帳にて担任まで連絡すること。
    プールカードは要捺印(オンライン化はされていない)
  • 第三砂町小学校
    水着(紺色、競泳用も可)、セパレートタイプも可能
    使用したい人はラッシュガードも使用可能、フード付きは使用できない
    日焼け止めクリームは登校前に塗っておく事
    プールカードは要押印(オンライン化はされていない)
  • 第四砂町小学校
    水着はシンプルで泳ぎやすいもの、女子はワンピース型・セパレート型どちらでも良い
    ラッシュガードの着用は「可」ですが、フードなし、ひもが出ていないもの、体にあったサイズのものを用意してほしい
    プールカードは要捺印(オンライン化はされていない)
  • 第五砂町小学校
    水着(紺、黒無地のスクール水着で華美でないもの)、セパレート水着も可
    ラッシュガード(チャックやフードがついていないもの)の着用については家庭で判断
    プールカードは要捺印(オンライン化はされていない)
  • 第六砂町小学校
    水着(スクール水着、紺または黒でフリルなどの飾りのないもの、セパレート可
    ラッシュガードを着用させる場合は連絡帳にて担任にお知らせください。安全確保のため、チャック、フードのないものをご準備下さい
    水泳カードは毎日の健康観察フォームと一体とする(オンライン対応)
  • 第七砂町小学校
    水着はセパレートタイプの水着も着用、原則目立たない色、過度の模様入り水着・スカート付きは推奨しない
    ラッシュガードは怪我防止のためフードなし、ファスナーなしのもの
    健康観察シートにて入水判断をする(オンライン対応)
  • 小名木川小学校
    水着は指定以外の水着でも、紺色のスクール水着に準ずるもので今までで使っていたものがあればそれで問題ないが、必ず体に合うかどうかを確認する
    ラッシュガードについては記載なし
    水泳カードは要認印(オンライン化はされていない)
  • 東砂小学校
    水着の色は黒または紺の無地、ライン入り不可、スイミングスクール等のロゴが入っているものは不可
    男子の水着はスクール水着で膝上までの長さで体に密着しているもの
    女子の水着はスクール水着でワンピース型でスカート、フリルのないもの、セパレート型で腹部が隠れる長さのもの、膝上までの長さのもの、体に密着しているもの
    ラッシュガードは水泳カードでの申し出があり着脱が自分でできる場合は自己責任で使用可能
    水泳カードは要捺印(オンライン化はされていない)
  • 北砂小学校
    水着(黒または紺のスクール水着)、フリルやフード等があるとけがや事故につながる恐れがあるため装飾のないデザインのものを準備
    ラッシュガードについて紫外線や日焼け防止として使用しても構いませんが、フード付きでないもの、フリルのないものを使用すること(防寒着にはなりませんのでご注意ください)
    プールカードに要捺印(オンライン化はされていない)
  • 南砂小学校
    水着は学校指定に準ずる形で黒または濃紺であれば使用可能(女子はスカートタイプの水着ではないもの)
    ラッシュガードは必要な人は使用して良い(申し出不要)、フードがないものに限る
    水泳健康カードに要捺印(オンライン化はされていない)
  • 亀高小学校
    水着はいわゆるスクール水着を原則とし、黒か紺のもの
    女子はスカートなどの装飾がないもの
    ラッシュガードは学校教育上「華美でないもの」「自分で着脱できるもの」また、怪我・事故防止のため「ファスナー等金属が露出していないもの」「フードのないもの」に限る
    プールカードは要捺印(オンライン化はされていない)
  • 有明西学園(前期家庭)
    水着は黒・紺色系のものを用意、金具がついたものは使用不可
    ラッシュガードは必要に応じて用意。華美な色でないもの、フードがついていないものであれば使用可能。

まとめ

水筒の中身調査は、全体的に例年と比較するとかなり改善傾向にあります。
具体的には下記の改善点が見られました。


■謎の“お湯OK”の指定が一切なくなった
■運動会準備期間〜当日はスポーツドリンクも可能とする学校が増えた
■水筒持参の期間も通年から指定なしが増えた(これまでは夏季のみだった)

最も良かったのは、熱中症の危険性をしっかりと説明している学校が増えたことです。
引き続き、合理的で、子どもの安全を第一に考えた案内がされる様に注視して参ります。

水着着用ルール調査はまとめるのがとても大変でした…
学校毎の表記等がバラバラだった為、表にまとめるのではなく、文章をそのまま記載しています。

今年主に要望の多かったラッシュガードの着用に関しての調査結果をまとめると、下記の様になりました。

■ラッシュガード着用を認めている(案内している)学校は46校中39校
■ラッシュガード着用に医師の判断或いは事前申請が必要な学校は39校中11校

ラッシュガードの着用可否が不明な7校においては、全体への案内がされていないか、相談があった場合のみ個別に対応しているものと推測されますので一概に着用NGであるとは言い切れませんが、江東区においては8割を超える小学校において着用が認められている事が分かりました。

気になるのは「ラッシュガード着用について、なぜ事前申請がなぜ必要なのか?」という点です。

学校では安全面から子どもの健康状態や持病の有無を認識する必要があることは理解していますが、「この病気なら着用OK」「単なる日焼け防止なら着用NG」など、非科学的な基準がある事も考えられます。

多くの先生方は水泳指導中にも服を着ていると思います。大人は良くて子どもはダメという不合理なルールは、水筒の中身を細かく指定することと同じではないでしょうか。

最後に、お子さんが通われている学校で「なぜうちの学校はこの様なルール(判断)なのだろうか?」と思われた場合は、学校管理職にお電話かメールでご確認頂くか、地元区議にご相談下さい。

プールカードのオンライン化の要望についても承っておりますので、江東区教育委員会を通じて各学校において前向きに導入する様に既に通知されています。

子どもの権利や主体性を尊重し、適宜家庭や子どもに判断を促す事が理想的ではないでしょうか。

また、最後になりますが、例年通り誤解の無いように申し上げます。

私は、水筒の中身をスポーツドリンクにする様に、また水着着用に関するルールの自由化を学校に強制させたいのでは有りません。

子どもを教育する学校において、子どもの健康・安全よりも管理責任を逃れる事を優先した合理性のない判断が平然と行われているのではないか、その問題提起を水筒や水着という切り口から問い掛けています。

引き続き江東区における子どもの権利を重視し、今後も働きかけて参ります。

さんのへ あや

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