2022年(令和4年)6月23日 防災・まちづくり対策特別委員会

◯さんのへあや委員  
 今年の3月31日をもって防災備蓄ラジオの保証期間が切れたかと思います。保証が切れた後でも、区民の方が使い方ですとか何か防災ラジオに関する相談について江東区に問い合わせたい場合は、江東区はそういった御相談というのは現在も受け付けているのでしょうか。

◯防災課長  
 保証期間後の問合せ対応ということですけども、現在、防災課のほうでいろいろなお問合せいただいているところで、受け付けているというところでございます。

◯さんのへあや委員  
 どのようなお問合せがあるか伺ってもよいでしょうか。

◯防災課長  
 一番多いのは、月に数件なんですけども、当時、令和2年度に配布したんですけども、そのときに届かなかったから欲しいという意見が多くて、あとちょっと壊れてしまったという意見も数件出ているような状況でございます。

◯さんのへあや委員  
 壊れてしまったという御相談に関しては、保証期間が切れた後どのような対応をされているのでしょうか。

◯防災課長  
 保証期間が切れた後の対応でございますけれども、保証期間が切れてしまったということで、修理が必要になる場合には有償での修理という形になってしまいます。そういう場合、業者の電話番号をお伝えして、費用自体は大体3,000円前後かかると聞いているところでございます。
 以上でございます。

◯さんのへあや委員  
 津波の被害想定に関して伺います。
 こちらも10年ぶりに、より被害の大きい海溝型地震を想定されて、満潮時の津波の高さが新たに想定されています。旧想定と比較すると約1メートル弱高い波が来るというふうに被害想定が出ているんですけれども、もともと江東区は堤防や防潮堤を超えるほどの大きな津波は来ないというところで、津波に襲われる可能性は極めて低いという考え方で防災計画のほうを出しているかと思うんですけれども、今回1メートル弱ただ津波の高さが変わったことに対して、何か具体的に現状3階以上の階に避難するようにというところでは、公表はされているんですけれども、何かこうしたところの基準も変わるのかどうか、伺います。

◯防災課長  
 津波の対策についてでございますけども、資料の(2)番の参考のところで、元禄型関東地震ということで、これも10年前示された津波高でございまして、そのとき海抜2.55メートルと、東京湾北部地震とは違いますけども、海溝型としてこういう地震もあるということで、東京都が示してございます。問題になったのはこのときに大丈夫かという議論がありましたが、結論としては、繰り返しになりますけども、外郭堤防でしっかり守られているということでございます。
 今回の被害想定の結果を踏まえると、元禄型と比較しまして10センチ弱の津波の上昇となっておりますので、基本的な対応については引き続き継続してやるという考えでございます。

出典:江東区議会会議録