以前ブログ記事にて、江東区議会では未だに議員へ費用弁償が支払われているとご紹介しました。
そして、こういった議会のルールを検討する為の任意の会(議会の在り方検討会)という会には、
無所属無会派議員は、参加する事も、傍聴する事も許されていません。
また、江東区議会には討論制度が無く、賛否の意見すら表明できない事もブログにてご紹介しました。
本会議で討論する場も無ければ、ルール決めの際には除け者にされる。
それでも私に出来る事が有る筈と、戦略を考えて次の行動に移しました。
それは文章で意見・提案を全ての議員に伝えるという事です。
議長やそれぞれの会派の控え室のドアを独りでノックするのは大変勇気が要りましたが、
このまま区民、子どもたち、未来にツケを回してしまう事を考えたらなんのその。
おかしい事をおかしいと面と向かって言えなければ、議員を務める資格はないと自身を奮い立たせました。
結果、議長、自民党会派、民政クラブ、公明党会派、共産党会派には手渡しで、
控え室に議員不在だった無所属、あ維未会派控え室には職員立ち会いの元卓上に意見書を置いて参りました。
こちらの意見書は議長決裁が行われ、正式に受理される事ができました。
又、他会派の議員からも賛同の声が個人的に寄せられています。
費用弁償に関する検討は先述した在り方検討会で話し合われる予定ですが、
検討事項を確認したところ自民党会派とあ維未会派からは費用弁償に関する要望はありませんでした。
今のところ、費用弁償の実額精算・撤廃を主張している会派は公明党会派、民政クラブ、共産党会派の3つです。
今後どの様な話し合いが行われていくのか確認しつつ、私も第二・第三の手段に出ようと思います。
また、これまで当方に支払われた費用弁償は、全額を全国児童養護施設に寄付をさせて頂きましたのでご報告致します。
本来であれば区民の皆様に還元するのが理想的ではありますが、私は江東区内への寄付行為が禁止されております。
今回の寄付先としてこちらの全国児童養護施設総合寄付サイトを選んだのは、寄付の使い道が明記されており、
江東区内に対象施設がなく、私自身の掲げている政策の一つである「子どもの権利条約に即して、いじめ・虐待・体罰などあらゆる暴力から子どもの人権を守ることを最優先とする」事を実現する為に、児童養護施設への支援は必然と考えた為です。
5・6月併せて15,000円という金額になりました。
クレジットカードや銀行振込、LINEスタンプやビットコイン(!)でも寄付が行える様です。
今回は手数料のかからない銀行の口座へ振込をしました。
7月分以降の費用弁償の寄付先につきましては、今後も慎重に検討して参ります。
今月、来月には都内の児童相談所への視察を予定しておりますので、
こちらも別途ご報告させて頂きます。
さんのへ あや