3月5日(火)に江東区議会にて開催された厚生委員会を傍聴して参りました。
(委員会とは、区が受けた陳情などを議員・役人が精査し、今後どうするのかという答えを議論する場です。)
この日の議題は38つ、その内15つが認可保育園の拡充・整備・見直し等に関する事でした。
その中で特に気になった情報&私がその場でツッコみたかったポイント(傍聴者は発言権はないのです…泣)を太字でお伝えします。
*二次募集の結果
区)合計で659名の枠が再募集となった。
内訳は0歳が21名、1歳が4名、2歳が34名、3歳が75名、4~5歳が525名。
※聞き取りながらメモしたので、細かい数字が間違っていたら申し訳ありません。
募集が終了したとの事で既に二次募集の結果が江東区HPから削除されているのですが、来年度の参考の為に公開しておいても良いのではないでしょうか…。
*4・5歳の定員割れ、かなり多い気がするのですが・・・?
区)新規園は4〜5歳が埋まりにくい傾向にあるが、枠が移行するので数年で埋まる。
その埋まる数年の間だけでも、空いているスペースで定期保育をするべきでは?
規定に基づく認可保育園運営の弾力化が必要だと感じます。
*待機児童の定義、やはりおかしいのではないか説
区)認可保育園に落選してしまうと、保育ナビゲーターより居宅訪問保育に案内されますが、自宅で知らない人を招いての保育に抵抗がある方、集団保育に意義を感じる方も居られ、断る方も多くいらっしゃるとの事。
しかし、この居宅訪問保育を断ると待機児童としてカウントされない。
断ったら何かしらの保育サービスを利用していると見なされるのもおかしな話です。
きっとお母さんは育休延長したり、認可外を探されたりしている筈なのに。
江東区には隠れ待機児童(保留児童)が多くいるとされている理由はここですね。
江東区は待機児童以外の概念も把握して、区内全域における
保育のニーズを一から把握すべきだと思います。
*毎年1000人の定員増を予定しているが、何を根拠に1000人増なのか?
区)区全域での人口推計により計算し、来年は1300人定員の増を予定。
現時点でもこれで対応できると考えている。
ちょっと待て〜い!!
区全域で計算したところで、明らかに保育園が足りていない地区に保育園ができるとは限らない。そして、その1300人定員増の情報(どこにどんな保育施設が建つか)は区民はいつどうやって知る事になるのでしょうか・・・。
新情報として、平成32年4月より大島八丁目33番地(国有地)に60人定員の認可保育園が開所予定との事です。
(大島は新設の認可保育園が地域の中でも多い方なのですが…たまたま国有地があったからなのか…モヤモヤ。)
今後も江東区内に待機児童及び隠れ待機児童(保留児童)が居なくなるまで、
情報発信を続けて参ります!
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