都政への挑戦を決意するに至るまで

昨年12月10日に行われた江東区長選挙において、国政政党が擁立する候補者に対してしがらみゼロ・完全無所属の立場で真っ向から対峙し、全力で区民の皆様にお訴えを聞いていただいた結果、30,132票ものご支援を賜り、得票数では3位になることができました。

選挙前の報道では、当選圏外かつゼロ打ち(特定候補者の圧勝が確実視されている場合において、開票率0パーセントに近い時点で特定の候補者の当選確実が出ること)という予想が大半を占めており、国政政党からの指示・支援を受けない首長選挙では、孤独な戦いを強いられるだろうと考えていました。

しかしながら、選挙期間中、区内各地を回らせていただく中で、江東区民の皆様から私に寄せられるご期待が日に日に高まっていくのを感じ、それは最終的には大きな風となり、当選はできなかったものの、事前予想を覆すことができました。

区長選挙を通じて多くの学びを得る事ができたものの、落選後は大変落ち込みました。
今後、私に何ができるのか考えていた時、頭に思い浮かんだのは「江東区に住み、一日一日を懸命に生きるごく普通の区民の方々を無視するような政治を許すことができない」という当初の決意表明でした。

区議会議員時代、区民の皆さまの困りごとや問題解決に奔走する中で、江東区だけでは解決できない問題については東京都や国に対しても働きかけて参りました。この働きかけの結果、解決できたものもある一方で、江東区民の利益を求めて都議会に提出した陳情を、江東区選出の都議会議員に否決されるという大変悔しい想いも経験しました。

こうした経験を通して、首長の言いなりで二元代表制が機能しておらず、江東区民あるいは東京都民の感覚からかけ離れた決定がなされる東京都議会の現状も変えなければならないと考えるようになりました。

選挙後に多くの方々にご挨拶に伺う中で、ご支援やご理解を得ることもできたため、この度、私さんのへあやは、都政に挑戦する決意を固めました。候補者本人以上に区長選挙の結果を悔しがり、涙さえ流して下さった区民の皆さまから託された想いは今、新たなチャレンジに挑む私の胸の内の闘志に変えました。

東京都議会議員補欠選挙は、都知事選と同じ7月7日に執行されます。

江東区議会の中で新人且つ無所属の立場からも、たった1人で数々の行財政改革を実現してきたように、伏魔殿と化した東京都政・東京都議会の改革に全力を注ぎ、政治へのあきらめや閉塞感に満ちた現状を一新したいと考えております。

私はこれからも、二元代表制を担い、行政を律する立場である地方議員として、区民の皆様の利益に資するべく、子ども達にツケを回さない行財政改革と福祉向上に取り組んで参ります。

区民の信頼が地に落ちた江東区政治においては、区や都や国にこだわることなく様々な場面で機動的に行動する所存です。しがらみのない区民目線の姿勢を崩さず、新しい風を起こす新進気鋭の政治家 さんのへ あや にどうぞご期待下さい!
もちろん、社会福祉士としても区民の皆さまからの日々のご相談に寄り添い続けますのでご安心下さい。

さんのへ あや

【ご報告】都政への挑戦について” に対して2件のコメントがあります。

  1. 吉原響子 より:

    2019年に家族で江東区に引っ越してきました。統一地方選の際は三戸さんの存在を知らず、先日の区長選挙の候補者討論会にて主張を聞きこんな人がいたのか!と驚きました。
    今回の選挙では絶対に与党推薦の候補者に当選してほしくなかったので、三戸さんと酒井さんとで迷い(文字上はあまり違いが見出せなかったので)候補者討論会に辿り着きました。
    その時の三戸さんの具体的かつ実践に基づく発言、他候補への指摘に感銘を受け、パートナーも一緒に三戸さんに投票をしました。
    結果としては非常に残念ですが、同い年かつ子育て中という共通点含め、とても勇気をもらいました。
    毎日、国も都も区もそして世界も一人一人の命と生活を踏みにじることばかりで悲しく無力さに涙が出ますが、と同時に歩みを止められないとも感じます。
    まずは一区民としてもっと議員さんに求めていきたいなと思っています。

    都政への挑戦応援しております。

  2. 堀 禎子 より:

    ご無沙汰しております。都議選への立候補! 私は国会に出て頂きたかった♡ でも都議選と知って改めて絶対に当選して頂きたい思いです。
    ご尽力頂きました「辰巳の診療所・郵便局の移転」について、今年2月1日に都議会に出向いて提出してまいりました。提出に際して江東区選出の
    都議さんにご協力をお願いしようとしましたが、余りご協力が得られませんでしたので「請願」は止めて、都議さんの紹介が無い「陳情」で提出
    させて頂きました。お陰様で60枚510筆のご署名を頂きましたので、都の「議案法制課」に相談してご指導を頂き、受け付けて頂きました。
    ただ、陳情も請願も、不採択になる可能性が多いですね。なので、陳情書とは別に、都議会の全会派(10会派)の控室を廻って、お願いの文書を
    お渡ししてきました。 不採択になったら、また、作戦を練り直そうと思っています。
    ご多用の中恐縮ですが、お力添えやお知恵をお借りできればと勝手なお願いをお願い申し上げます。
    とにかく何が何でも、都議会にお送りしたい思いです。私は膝軟骨がすり減ってしまいもう杖なしで歩くことは難しい、と東雲の整形で見放されましたが、いま、豊洲の整形でリハビリをやって頂き、最近、杖なしで歩けるようにまで回復してきました。ただスピードと距離は回復しません。
    でも、お邪魔にならないようなら、応援させてください。 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA