2021年(令和3年)10月11日 文教委員会

◯さんのへあや委員  
 1点確認させていただきたいんですが、令和8年度までに廃園が決定している私立幼稚園というのは全くない状況でしょうか。途中で万が一、私立の廃園が決まってしまった場合においては、区立幼稚園の適正配置というのは再度見直されるのかどうかというところを伺えればと思います。

◯学務課長  
 御指摘のとおり、私立幼稚園の運営については区立幼稚園にも大きく影響を与えるところでございますが、私立幼稚園について廃園を予定しているという情報は現時点で得られておりません。
 以上でございます。

◯さんのへあや委員  
 万が一、途中で私立の廃園が決まってしまった場合、区立と私立それぞれ需要も状況も異なるかとは思うんですけれども、適正配置という点で再度見直されるのかどうかというところでお答えいただければと思います。

◯学務課長  
 仮に廃園となりますような私立幼稚園の規模や立地にもよると思いますが、それが方針、計画に大きな影響を与えるようであれば、計画の見直しということも選択肢に入ってくるものと認識しております。
 以上でございます。

◯さんのへあや委員  
 就学時健診について伺います。
 ちょうどあしたからですか、江東区立の小学校において随時、約1か月間かけて就学時健診を今年も実施されるかと思うんですけれども、就学先の決定権というところなんですけれども、例年、江東区教育委員会として年度内、年末までに就学先を決めていくことを目標としているのか、最大でどれぐらいの期間をかけて保護者の方とのやり取りを想定しているのか、お答えいただければと思います。

◯教育支援課長  
 学級の編制等にも関わってきますので、あくまでも理想的ですが、12月から1月までを目途としておりますが、例えばですけれども、他県等から急に転勤等で本区に転居していらっしゃる方もおられると思いますので、そういった場合は、今お話のあったとおり、例えば年度末ぎりぎりまでということもあろうかと考えております。
 以上でございます。

◯指導室長  
 今、出席停止扱いとしている多くの自治体がある中で、出席扱いとする自治体が出てきているというところですけれども、これについては自治体独自の考えで出席扱いとしているところです。
 それにつきましては、出席扱いなのか出席停止扱いなのかが、例えば内申や成績に反映されるのではないかという不安から、出席扱いとするところが多いかと思いますけれども、それについては不利にならないようにということで文科省でも話をしていますので、それに基づいて出席停止扱いのままとしているところです。
 成績のつけ方についてですけれども、オンラインだけではできない、例えば実技の教科であるとか、そういった評価も難しいところがありますので、例えば感染不安で登校を控える場合は、放課後等を使って定期考査を受けたり、または実技のテストをしたりとか、そういったもので個別に対応しているところです。
 以上でございます。

◯さんのへあや委員  
 先ほど指導室長から、オンライン学習を受けることを出席扱いにしている市区町村での取扱いなんですけれども、これは文科省の通知が根拠になっていまして、対面指導などの条件を満たせば出席と認めるという通知がそもそもありまして、こちらを根拠として、都内においては足立区、港区、江戸川区が、緊急事態宣言下においては出席扱いとしたという経緯があります。私自身もオンライン授業へのアクセスができて学習成果が確認できれば、出席停止扱いではなくて、出席扱いとすることに問題はないと考えております。
 学習成果を確認するという考え方なんですけれども、通信教育ですとか放送大学と同じような考え方で、学習成果が確認できて、対面でやり取りができているというところを確認できたら、出席扱いという定義でよいのかなと考えております。
 今後、この陳情の趣旨の2番のところだけ、出席扱いとしてほしいと御主張されていますので、引き続きこの点については協議させていただければなと思い、要望させていただきます。

◯さんのへあや委員  
 先ほど御説明のあった外国籍児童の在籍把握状況についてなんですが、今年672名の方の情報を今調査中とのことなんですが、こちらの学齢期の内訳を教えていただいてもよろしいでしょうか。

◯学務課長  
 学齢期ということで、小学校と中学校との区分で申し上げますと、672名の内訳は小学校が473名、中学校が199名となっております。
 以上でございます。

出典:江東区議会会議録